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ファミリークローゼットを上手に取り入れる工夫

ファミリークローゼットを上手に取り入れる工夫

住まいの悩みを解決したり、憧れを描いたりしてつくる新しい家。みなさんが参考にするのは「こうしたらうまくいったよ!」といったクチコミではないでしょうか?

 

今回取り上げるのは、SNSでも事例が豊富な収納です。FU設計工房のお客様たちの事例も交えてお話したいと思います。

 

まず初めに、みなさんは家の中で収納が占める割合はどのくらいだと思いますか?私が設計してきた家を振り返ってみると、結果的に延床面積に対して15〜20%くらいだと思います。

 

次に、最近のお客様の傾向では、ファミリークローゼットを要望されることが多いです。どうやら、寝室のウォークインクローゼットや各子ども部屋の収納を管理するお母さんの家事負担の悩みを解消する方法として支持されている気がします。つくり方は大人とお子さんのモノを全部収納できるよう、ちょうど一部屋分を使うカタチです。スペースの大きさは4〜6畳で計画されることが多いです。

 

二つ目の例では、洗濯家事の動線を効率よくするため水廻りの近くに収納スペースを設ける方がいらっしゃいます。洗濯機で洗って干し、乾いたものを取り込み、畳んで仕舞う、といった一連の動作を短くすることができます。ちなみにこの場合、スペースの広さは3〜4畳くらいが多いです。少しコンパクトな大きさがオススメです。

 

他には、土間収納のご要望が必須というのも最近の家づくりの傾向です。FU設計工房の家づくりでは、収納計画はあくまでも「適量適所」が前提ということもお伝えしておきたいと思います。

 

最後に、我が家にも「適量適所」で計画した収納スペースがあります。スペースはある分だけすぐに埋まりますし、大きいと詰め込みすぎてしまいます。収納するモノの居場所を決めることを前提として、私自身も家族みんなでうまく使っていきたいと思います。