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ゆとりと共存する水まわりスペースを計画するコツ

ゆとりと共存する水まわりスペースを計画するコツ

家づくりのご相談をいただくお客様のほとんどは、毎日子育てで忙しく生活されている方々です。そのため新居では家事の負担からくるストレスを減らし、家事の効率や合理性とゆとりやくつろぎという異なる要素を間取りの中で表現しなければいけません。

 

そこで今回は間取りの中で水まわりスペースを設けるための設計の流れを見ていきたいと思います。家づくりのヒントになれば嬉しいです。

 

【優先順位の具体例「リビングと寝室と水まわり」】

お客様の理想の暮らしを実現するための間取りには、優先順位があるはずです。周辺環境や敷地の大きさを踏まえ、家全体をまとめていく中で私の場合、最初に決めるのがリビングの場所です。次にリビングと寝室が同じ階にある場合、寝室の位置が決まります。このリビングと寝室の位置の関係性から、効率的に家事が行えるように水まわりスペースを配置します。

 

家づくりには効率を優先する家事動線、家事ラクといった要素はもちろん重要です。それと同じくらい私が大切にしたいのは、光や緑といった自然を感じ、風通しが良く、視線が抜けるような場所がある家です。そんな家はきっとご家族を幸せにしてくれると願って、お客様と計画を始めていけたらと思います。