いろんな感動を味わった2022年を振り返って
こんにちは。FU設計工房の高田です。いつもFU設計工房のホームページやSNSをご覧いただきありがとうございます。このお礼には今まで以上に想いが詰まっている感じがしています。その理由は、今年はブログの更新が以前のように定期的ではなかったにも関わらず、これまで私が発信してきたことを見て、家づくりのご依頼をいただくことができたからです。ホームページの隅々まで読んでいただき、本当に感謝しています。
おかげさまで、春頃着工した我が家の新築工事は足場こそかかっていますが、いよいよ大詰めの工事に迫るところまで進んでいます。私が設計士であり現場監督でありクライアントでもありますので、お客様の家づくりと同じように、完成をイメージしたパースや模型を作り図面を描いてきました。一つ一つこだわりを持ったデザインが形になるのはとても嬉しかったです。パースは固定された視点からしか見られませんが、現場は360度展開されます。上棟の時、これまでイメージしてきたものがようやく目の前で広がり、とても感動しました。こうした感動は、おそらく家族の誰よりも強く感じているのは私なのだろうと思います。
他にも、工事中にはいろんな感動がありました。まずは基礎工事です。コンクリートが打設され、だんだんと建物の輪郭が出来上がってくる様子から、本当に家が建つという実感が湧き「よしやるぞ!」という気持ちになりました。上棟後の大工工事の間は一つ一つ仕上がっていく現場を毎日確認する喜びがありました。その大工工事も年末で一区切となり、次の仕上工事に向けての段取りに気持ちが切り変わるのを冷静に感じています。
自宅の工事が始まってから半年が過ぎました。その期間をその振り返り、毎年同じことが続けられることに感謝の思いでいっぱいです。自分自身に妥協することなく、明日に持ち越さない姿勢が、私にとって建築に真摯に向き合うということかもしれません。常に心に余裕を持って、好きな建築に携われるよう健康管理をしながら来年も取り組んでいきたいと思います。
それではみなさま、どうぞ良い年をお迎えください。
FU設計工房 髙田晴康