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雛人形を設計してつくることもできるFU設計工房の強み

雛人形を設計してつくることもできるFU設計工房の強み

今日は女のお子さんがいるご家庭では雛人形が飾られ、ほんわかした雰囲気で過ごされている日だと思います。私にとっても雛人形は思い出のあるモノの一つ。今回は、私の学生時代の思い出から、FU設計工房になぜ「工房」という言葉を付け加えたのか理由をお話しします。

 

「ないものをつくりたい!」という願望、欲求は、幼いころから私の行動の原動力みたいなもので、それは今も同じです。大学ではデザインテクノロジーを研究するゼミで、ものづくり技術を学びました。レーザーカッターや3Dプリンターを使って、ものをつくる体験は「自分ですべてできる!」というワクワクする高揚感の連続で、その名残は今、私の職場にあるCNC(三次元切削加工機)が引き継がれています。

▲右側奥に見えるのが、CNC(三次元切削加工機)です。

さて、CNCはどんなことに使っているのか気になりますよね?

例えば、自分の考えるアイデアをそのまま形にしたい時に使っています。材料はもちろん木です。その中でも雛人形は想いを込めて製作したものの一つで、親友の妹さんに女の子が生まれた記念につくらせてもらいました。お雛様の衣装(十二単)の表現や備品のために20種類くらいの樹種を使用しました。コンパクトかつ機能的に収納できるよう工夫し、意匠性も最大限に追求したものに仕上げました。(ご覧のとおり、これなら収納場所に困ることはありません!)この他には、照明器具、一輪挿し、乳歯ケース、時計、マグネットクリップ、ペンケースなどをつくりました。私のつくったもので喜んでもらえたり、ほめられたりするのはやはり嬉しいものですね。

ここまでの話は、設計事務所を開く時に「どんな設計事務所にしたいか?」と考えたことにつながっています。ただ単に設計事務所と名乗るだけでは伝えきれません。つくる楽しさをみなさんと共有したい。打ち合わせからお引渡しまで一貫して自分がかかわることにこだわり続けたいから「FU設計工房」にしました。

 

最後に、ホームページの施工事例では、お客様と共同でつくった建物をご紹介しています。

ゆっくりとご覧になってください。

https://fu-design.jp/works/