ペットにも幸せだと思ってもらえる家づくりを

みなさんは新築一戸建ての家づくりのいいところはどんなところだと思いますか?「庭が持てること」や「ペットを自由に飼えること」という声はよく聞かれますね。どちらも日々の暮らしが楽しくなる趣味ですので、家づくりの計画では一緒に考えておきたいものです。
そこで、今回はペットにも幸せだと思ってもらえる家づくりとして、私も生き物を飼うものとして日々実践していることも交えてお話したいと思います。
飼い主でもあり、家のつくり手という立場の私が生き物を飼う上で大切だと思うのは、ペットがその家に来て幸せだと思ってもらえる環境をつくってあげることです。事前に生き物の生態や生育環境を分かる範囲で調べて環境をつくり、そこを維持しながら生活できるのがペットにとっていいのではないでしょうか。
因みに、私はリクガメ(西ヘルマンリクガメ)を飼っています。カメは冬場、外で飼うことが難しいため、室内で快適に過ごせるようにゲージを用意しました。置けるゲージのサイズには限りがあるため、カメが成長してもストレスのない住環境となるようなサイズのものとカメを選びました。でも、ゲージの中で一生終えるのは可哀想なので、気候がいい春から秋は、中庭(自邸の)に放し飼いにしています。いつでも事務所で様子を見ていただけますので、打ち合わせの時に色々と聞いていただけたら嬉しいです。
私の経験も踏まえてお伝えしたいのは、ペットを飼う場所は計画段階から検討しておくといいということです。その他は、例えば犬を飼われる方が専用のスペースが欲しいという方には、別の使い方もできるように計画しておくといいと思います。
また、ペット汚物の処理がスムーズに行けるようにしておくことも忘れずにしておきたいところです。床材はペットの体重にもよりますが、滑りにくい耐久性のあるもので、傷がついても気にならないようなものを選ぶといいでしょう。
ペットそれぞれに特徴が異なることや、飼い方のスタイルも十人十色です。現在計画中の家はネコと暮らす家で、WB工法も採用しているので今後ご紹介できると思います。