よくある質問:和の空間を取り入れるポイントは?
今回は、お客様からのよくある質問にお答えしたいと思います。
Q.和の空間を取り入れるポイントを知りたいです!
A.今回は和室やタタミコーナーについてお話ししていきます。
私も日本人ですので、床でゴロっとしたいときがあります。みなさんもそうですよね?
あと洗濯家事では、乾いた洗濯物をタタミ以外の床に置くことはあまりしませんよね?洗濯物を外から取り込んだ時、いったん置く場所としてもタタミは最適だと思います。
では、次に間取りとしてどのように取り入れるかを解説します。
タタミのいいところは、リビングと一体感を持たせたスペースがつくりやすいところです。家族の居場所+αの空間となってリビングが広くなり、みんなが同じ空間にいやすくなるのではないでしょうか。来客時には客間としての利用もできますね。でも、単純に和室を一部屋つくると床面積が大きくなり予算アップにつながるので、取り入れ方には工夫が必要になってきます。
では、事例からタタミスペースの取り入れ方の解説です。
HIRAOの家です。(https://fu-design.jp/works/new_house/p303/)
こちらは、階段ホールにタタミスペースを設けました。階段下のデッドスペースになりやすいところを有効に使えるように考えました。ゴロっとしたり、洗濯物を畳んだりする場所として使うことも想定していますので、高さが低めでもうまく使えるのではないでしょうか?
リビングにタタミコーナーがつくれなかったけどタタミでゴロっとできるところが欲しい!という方は人が通るスペースに部屋の要素を加えたこのアイデアを検討してはいかがでしょうか?
今は各社から耐久性に優れた素材のタタミが販売されています。汚れが拭き取りやすく維持管理の手間もかからない商品が多いので、HIRAOの家のように、中庭に接した日のよく当たるとことでも素材の傷みを心配せずにタタミスペースをつくることができます。空間全体の雰囲気に馴染むような取り入れ方をすることで新しい形の和の空間が手に入ると思います。ぜひ検討してみてくださいね!