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小さな子どもが病気になっても過ごせる家のつくり方

小さな子どもが病気になっても過ごせる家のつくり方

風邪やインフルエンザといった病気が流行る季節、家族の中で一人でも体調が優れない方がいると家の雰囲気が沈んでしまいますね。早く元気になってもらうためにも、住まいの環境が整った家づくりを手がけていきたいものです。

 

そこで今回は、ご家族で体調が優れない人がいても暮らせる家づくりについてお話ししたいと思います。

 

・寝室のつくり方

先日、我が家では子どもたちがインフルエンザにかかってしまいました。その時に考えたのが、寝室のつくり方です。隔離できる場所として活用することはもちろん、家族への感染を防ぐためには部屋の中が負圧の状態に保てるようにすることが大切です。具体的にはWIC内に換気扇を取り付けて、菌が部屋から排出されるのを抑えたいと考えています。換気扇があれば梅雨時期の湿気対策にもなりますね。

 

・安心な気持ちを維持してあげる

子どもは一人でいるのは何かと不安なものです。その気持ちを考えると、リビングに併設された畳スペースも隔離部屋に適していると思います。近くで家族の気配を感じられる安心感があり、何よりお父さんやお母さんの声が聞こえるのは安心につながり回復にもいい影響があるはずです。空気清浄においては、コンパクトなスペースの方が効率よく効きますので、その点でもうまく活用できるスペースとしてオススメです。

 

・部屋から出ずに過ごせる工夫

例えば、回復が早い子どもたちが、インフルエンザで自宅待機の5日間を隔離部屋とした寝室で退屈せずに過ごせる工夫も、親御さんの頭を悩ませることではないでしょうか。我が家では、寝室にテレビや本棚があったおかげで子どもたちは退屈しないで過ごすことができたようです。

 

どの居室にも窓があり、太陽の日差しが入るように設計しているFU設計工房の家なら、そこから見える景色の眺めもココロにとっていい栄養になると思います。暮らしの質が健康維持につながる家づくりとして、参考になさってくださいね。