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洗濯物を運ぶ距離を短く!2つの事例から家事動線アイデア

洗濯物を運ぶ距離を短く!2つの事例から家事動線アイデア

家事の負担は軽い方がいい!これは、いい家と実感してもらう要素の一つですね。

例えば、家事には「運搬」という動作があり、運ぶものはたくさんあって決まって重い…。こういったことは新築の時にしっかり検討してプランニングすれば、住む人のスタイル(癖)に合わせてたくさんの解決方法をご提案できます!

 

今回は、最近竣工した2つのお家から、主に水廻りに関するプランを解説したいと思います。

 

①洗濯物を持ち歩く際のスペースと干し場の位置

洗濯家事について、お客様の要望として、こんな声がありました。

 

・洗濯機から直接ピンチハンガーやパラソルハンガーに仮干しした洗濯物を折り畳まず、通れるスペースがほしい!

・洗濯物を干し場へ持ち歩く距離はできる限り短くしたい!

 

ある方は「洗う、干す、畳む」の動作の歩数を計算していました。それほどに、洗濯にまつわる動きは負担で、移動距離が近いことが快適性につながりますね!

 

②今、採用が多いアイテム!「スロップシンク」と「乾太(カンタ)くん」

・スロップシンク(メーカーごとに商品があります)

靴など洗面器で洗いにくいものを室内で洗える多目的シンクの一般名です。SNSでもよく見かけますね。深さがあるので、周囲へ水はねの心配がありません。

 

・ガス衣類乾燥機「乾太くん」(リンナイ製)

梅雨の時期や花粉や黄砂対策になる強い味方!天候に左右されることなく安定して衣類を乾かせることが大きな魅力です。しかもふかふか!また、洗濯機はキャスター付きの台に乗せることで洗濯機の動きが自由になります。隙間に入り込んだよごれや埃を簡単に掃除できて喜ばれています。

最近は脱衣場から洗面スペースを独立させることが多いです。例えば、脱衣場に人が入っていて洗面が使えないということや、トイレに専用の洗面器を設けないといけないということが兼用することで解決できます。

 

家事動線をよくする方法は、最初に使う人の悩みや希望をしっかりお聞きすることが大切ですね。そして、動きの無駄を最大限省き、体への負担が少ない様に設計しています。