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庭とつながる空間づくりにオススメな縁側について

庭とつながる空間づくりにオススメな縁側について

庭を眺めていると、天気の変化はもちろん日差しや樹木や生き物の様子からいろんなことを感じることができます。お子さんたちは変化を発見した驚きとともに、庭へ駆け出すこともあるのではないでしょうか。

 

このように、家と庭がつながる暮らしはFU設計工房からご提案したい家づくりのテーマの一つです。そこで今回は、2つをつなぐものとして設ける縁側やウッドデッキについてお話ししたいと思います。

 

縁側の種類とウッドデッキについて

縁側は日本家屋の特徴の一つです。一般的に和室と屋外の間にある空間で、建物のへりから張り出してつくられた通路のことを指します。内と外の境界を曖昧にしていく演出は、最古の縁側があると言われる奈良時代の法隆寺と考えると、日本建築の魅力も再確認できそうですね。

 

そして、縁側には2つの種類があります。それは、「濡れ縁」と「くれ縁」です。

濡れ縁は雨戸などのある建物の外周につくられるもので、屋根がないため濡れてしまう意味から名付けられました。くれ縁は、雨戸や屋根の内側につくられるもので、室内の一部となっています。広いくれ縁は広縁と呼ばれます。

 

家と庭をつなぐものとして、縁側と同じく人気なのがウッドデッキです。こちらは西洋建築の言葉で、大きな濡れ縁ということになります。

 

縁側を取り入れるための予算について

私たちは、庭の眺めによって内側と外側を意識しています。その庭は子どもたちにとってもそこでなった実を収穫する経験ができるので、ぜひ取り入れて欲しいです。そのため、FU設計工房では庭づくりも予算に入れてご提案しています。さらに、コストを抑えた検討をされたい場合は、縁側に代わってコンクリートでテラスを設けてもいいと思います。

 

景色の一部を切り取ったような眺めは、見る人が対象物から離れていればいるほど心地よさを感じるものだと思います。私がご提案したい心地のいい空間は、我が家のルームツアー動画や施工事例でご覧いただけます。みなさんにその感覚が伝われば嬉しいです。

 

○我が家のルームツアーはこちら>>

https://www.youtube.com/embed/q2-6gQhIR4Q

 

施工事例 TOYOKAWAの家

https://fu-design.jp/works/new_house/p932/