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シンプル屋根の家の設計ルール

シンプル屋根の家の設計ルール

自由設計で注文住宅を手がけるFU設計工房の家づくりは、それぞれに個性があります。パッと見た感じは「似ている」と思われがちですが、住まい手のご要望や周辺環境が異なるため、やはり唯一無二なんです。

 

外観は、屋根がデザインの特徴の一つになりますね。今回は、FU設計工房の家づくりの「屋根」のお話です。

日本で見られる屋根の形状は主に、切妻屋根、寄棟屋根、入母屋屋根、片流屋根、陸屋根などがあります。FU設計工房の家は「なるべくシンプルに屋根をかけたい」という考えで設計しています。一番の理由はやはり雨漏対策です。折れ曲がりが多く形が複雑な屋根は雨漏へのリスクが高まってしまいます。そのため、シンプルな片流れにすることが多いです。

そして、屋根は形状以外に通気の役割があります。屋根と断熱材の間に通気層を設けることで空気の動きをコントロールし、湿気や熱がこもらないように気を配って設計します。

 

唯一無二となる家づくりには決まった形や正解があるわけではありません。大切なのはお客様が住みやすさを感じる幸せな暮らしです。私たち作り手は、長く住む上でのリスクを回避することで安心な暮らしを守っていきたいと思っています。


●施工実績で写真をご覧ください。>> https://fu-design.jp/works/